大学院生の募集(修士課程)
当研究室では,森林やその他の自然環境の問題を研究する大学院生を募集しています。当研究室では経済学を用いて森林政策や環境政策を分析する研究を行っていますので,このような研究に関心を持つ人を希望しますが,学部で経済学を学んでいない人でもかまいません。修士課程修了後に就職を考えている人,博士後期課程に進学して研究者を目指す人,いずれも歓迎します。
修士課程修了後に就職を希望する人へ
当研究室では,大学院で専門知識を身につけた後,民間企業や公務員として社会で活躍している人が多数います。当研究室では,環境経済学,実験経済学,計量経済学などの様々な経済分析の手法を学ぶことができますが,これらの分析手法は企業や行政でも役立つものです。学部だけでは身につけられない専門知識を大学院で得ることで,将来,社会で活躍するときに,さらなるキャリアアップを目指すことができます。
修士課程修了後に研究者を目指す人へ
当研究室には,環境経済学や実験経済学のトップクラスの研究者が集まっています。アメリカ,カナダ,ヨーロッパなど海外の研究者との共同研究を進めており,世界の最先端の水準の研究を行う環境があります。また行政や企業との共同プロジェクト研究も数多く実践しており,大学院生が研究を円滑に進めるための条件がそろっています。当研究室からは環境経済学の国際学術誌に定期的に論文が掲載されており,国際学会でも毎年研究報告が行われるなど,活発な研究活動が行われています。
また,当研究室は経済学研究科と連携し,経済実験室の運営も行っております。このため,当研究室のメンバーは経済学研究科に設置された経済実験室を使用することが可能です。当研究室では卒業論文や修士論文でも経済実験室を使った研究があります。国内の環境経済学に関係する研究室で経済実験室を使用可能なところは極めて少数です。
当研究室は科研費や環境省の研究費などの外部資金も豊富であり,プロジェクトに関係する研究に関しては,資金面から大学院生の研究を支援する体制があります。環境経済学や実験経済学で研究者を目指す人には,最適な環境といえます。
経済的支援について
京都大学農学研究科では授業料免除,ティーチングアシスタント,リサーチアシスタントなどの経済的支援があります。
修士課程の入試について
京都大学農学研究科の入試については農学研究科のサイトをご参照ください。当研究室に関心のある人は,大学院ゼミをぜひ見学に来てください。大学院生の先輩から様々な情報をお伝えすることができます。希望者はいつでも
に連絡を取ってください。入試直前ではなく,早めに連絡を取ることをお勧めします。
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大学院生の募集(博士後期課程)
当研究室では博士後期課程への編入も受け入れています。前述のように,当研究室は世界の最先端の水準の研究を行う環境があります。環境経済学や実験経済学で研究者を目指す人にはベストな環境がそろっています。特に学術振興会の特別研究員(DC1)の申請を考えている方は,ぜひ当研究室をご検討ください。当研究室では,過去に何人も学術振興会の特別研究員に採択されています。申請書の書き方などの相談にも応じますので,ぜひご連絡ください。
なお,生物資源経済学専攻で博士号を取得するには,学位論文に直接関係する単著論文が学会誌に掲載されていることが申請の条件となっています。当研究室では,博士後期課程の3年間で3本の論文(うち2つは共著でもかまわない)を投稿することを期待しています。
博士後期課程への編入を希望する人は,
まで連絡してください。
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ポスドクの募集
当研究室ではポスドクの受け入れも可能です。学術振興会の特別研究員(PD)の申請を考えている方は,ぜひ当研究室をご検討ください。私立文系の大学ではポスドクには研究室が与えられないことも多いですが,当研究室ではポスドクにも研究室が提供可能です(事務補佐員や他のポスドクとの相部屋)。当研究室には定期的に海外の研究者が客員研究員として滞在しており,海外の研究者との交流も盛んに行われています。
当研究室でポスドクを経験後に,大学などで研究者として採用されて活躍している人がいます。たとえば,吉田友美氏(現,東北大学助教),伊藤伸幸氏(現,京都大学助教)などは,当研究室でポスドクを経験し,研究業績を増やした後に大学に採用されています。
また,外部資金によるポスドクの雇用が可能なこともあります。世界の最先端の水準で環境経済学や実験経済学を研究したい人は,ぜひ当研究室をご検討ください。
ポスドクを希望する人は,
まで連絡してください。
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